ウナギを食べても疲労は回復しない!
疲れをとってスタミナをつける食べ物といえば、ニンニクと並んでウナギを思い浮かべる方も多いでしょう。
特に夏バテ対策にウナギが勧められることがあります。
ですが、これも日本が慢性的な栄養不足で悩んでいた時代に有効であった食べ物です。
「夏バテにウナギが効く」と言われるのは、あるウナギ店が「夏の土用の丑の日にウナギを食べると夏バテしない!」とPRしたことがきっかけだと言われています。
天然物しかなかった時代のウナギの旬は脂が乗った秋から冬で、味が落ちる夏場は売り上げが減少していたそうです。
そこで、味が落ちる夏場になんとか売り上げを伸ばそうと考えられたのが土用の丑の日なんです。
自律神経の疲弊が疲労の主な原因の現代人の疲労は救えません。